SSブログ

言葉で良い感覚を養う [一日一歩前へ!]

世界で経済に最も影響を与えているのは
ユダヤ人ですが、彼らは約2000年も前に国が一度消滅しています。
イスラエルが建国されたのは1950年のことです。

国が一度消滅すると、普通その民族も滅びるものですが
彼らは世界各地に散って入るものの、その土地で金融等を支配し
大きな力を持っています。

なぜユダヤ人は消滅しなかったのでしょうか?

その答えは、言うまでもなく「言葉」にあります。

言葉は、その言葉が話されている地域への愛着心と固く結びついています。
私達が外国語を話していると、行ったことがなくても
感覚的な距離が縮まっていくのです。

このような言葉の力を、言霊といいます。

世界に言語は数百、数千あれど、
日本語は中でも最古の歴史を持つ言語の一つです。
英語や中国語とは比べ物になりません。
その歴史の長さ故に、完成されており、特に言霊の力が強い言語なのです。

それは人間のどこにあらわれるのでしょうか。

それは、その言葉をつかう人の精神です。

一度、尊敬語・謙譲語・丁寧語も含めて
丁寧な正しい日本語を話す練習をしてみて下さい。

「わたくしはこれから、銀行に行って参ります」

堅苦しい、という感覚と同時に
背中が引き締まるような感覚も味わわれるのではないでしょうか。
それが言葉の力です。

堅苦しいと感じるのは、公で使う言葉だからです。
家族内や親しい仲の方とくだけた言葉遣いをするのは、
「私」の領域だから許されますが、社会では許されませんね。
ですが、社会でもその意識が薄い人が多い証拠に、
上司に敬語を使わない方が増えています。

残念ながらそれでは出世もままなりません。
敬意の払い方もわからない、礼儀をわきまえない人と
見なされるからです。
信用や信頼をそんなことで得られないのはもったいないことです。

公とは広い概念を差す言葉ですので、公で通用する言葉を
使うと、広く社会で認められるのです。
また不思議と、社会を広く見る視点も養われてゆきます。

その公の意識は言葉で養うことができます。
慣れない方は、丁寧な言葉で話すことからでも
始めてみてはいかがでしょうか。

私が言葉を改めるようになったのは、もっと
自分を高めたいと強く望んだからでした。
結果的に、言葉は意識を変える最も身近で手早い手段だと
痛烈に感じております。

ですから人生のスケールを大きくしたい、成長したい方には
ぜひ取り入れていただきたいと心から願っております。

できることを少しでも取り入れて、成長して参りましょう!



毎週土曜日朝9時更新
人生一歩前へ!ポッドキャストはこちらから
http://neutralmind.cocolog-nifty.com/blog/

nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。