発展・繁栄の道を歩む

アフリカ地中海岸、ヨーロッパはグレート・ブリテン島の一部も
最大時には領土に治め、３００年以上にわたる大帝国 となったローマ帝国。

最初はギリシアの植民地の中の、辺境の村にすぎなかったのに、
なぜそれほど繁栄することができたのでしょう か。

イギリスの作家チェスタトンはこんな名言を残しています。

”人々はローマが偉大であるからローマを愛したのではな い。
ローマは人々がローマを愛したから偉大となったのだ”


今の我が国の現状を思うと、
この言葉は真理のように思 えてなりません。

わたくし達自身の人生でも同じことが言えます。

きっと自分の人生の繁栄を願わない人はいないでしょう。
そ の自分自身を心から愛しているでしょうか。

ローマがかつて栄華を極めたといっても、
もちろん完全無欠の政治と社会だったはずはあ りません。
奴隷社会であり、キリスト教徒の大迫害も行われました。
要人、皇帝の暗殺は当たり前だったのです。

そんな闇の 部分を持ちながらも、
それでも人々はローマを愛したのです。

わたくし達も、完璧な存在ではないけれども
自分を愛すること で発展していくことができるのです。

完璧であるから自分を愛することができるのならば、
きっと自分を愛することができる日はやっ てこないでしょう。

完全ではない自分を嘆かずに、
既に成し遂げたこと、持っている才能などに目を向け、
喜びましょう。

過 去の自分を褒め、今日の自分を励まし、
明日に期待を寄せて、
皆様とご一緒に繁栄していけることを心から願っています。

ご 一緒に発展・繁栄の道を歩んでまいりましょう。



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