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真実は虚偽に勝る 後編 [一日一歩前へ!]

カチン事件の3年前の1937年にシナで日本人虐殺事件があったのをご存知だろ
うか。通州事件である。中国の通州の日本人居留民230人余りが、冀東防共自
治政府保安隊によって惨殺された。ここでは書けないほど非常に陰惨を極め
た殺され方だった。しかしこの事件は日本の教科書に取り上げられず、日本
史年表にもほとんど載っていない。

教科書では関東軍の暴走で日中戦争が起きたとなっている。しかし、当時の
関東軍をはじめ帝国陸軍は戦争に消極的だったというのが判明している。
日中の戦争を起こしたかった勢力は他にいたのだ。それは、ソ連共産党が組
織したコミンテルン、毛沢東率いる中国共産党、そしてソ連と通じた日本の
共産主義者達である(ちなみに、日中開戦当時の首相・近衛文麿も筋金入り
の共産主義者)。
通州事件を起こした冀東防共自治政府保安隊には中国共産党の工作員が入り
込んでいた事がわかっている。これらを総合すると日中戦争を誘導し、引き
起こした責任は共産主義者にあるのだ。南京事件など架空の事件を作り出し
たのも共産主義者である。
敗戦後GHQは戦争に協力した者達を一斉に公職から追放したが、その後釜に
座った者の多くに共産主義者がいた。戦前に逮捕されていた共産主義者でも
戦後保釈されて、大企業のトップや大学教授になったり公職についたりして
いる。結果的にマスコミが共産主義者で占められてしまったのは周知の通り
だが、知り合いの学者先生によると大学や学会も左翼学者ばかりだそうであ
る。教科書や入試問題をつくるのは彼らだから、共産主義に都合の悪い内容
になるわけがない。様々な検証を経て、存在しないと立証された南京事件が
未だに教科書にのる理由はこれである。

歴史の解釈は数々あっても、真実は一つしかない。それが失われる事はその
部分が記憶喪失になるようなものである。もし自分の記憶が失われたら、自
分は何者なのか、空白の期間は何をしていたのか、そしてなぜ今こうしてい
るのかと問い続け、自分そのものに疑問を持ちながらも答えが出ないまま生
きるのではないかと思う。とすると、歴史を改竄することは民族全体の記憶
を奪い、民族全体に自己不信を作り出すことになるのではないだろうか。
私達日本人にとっての空白の期間は大東亜(太平洋)戦争中にあたる。自分
が大陸諸国を侵略し苦痛を与え、罪もない何万人もの市民に対して人道的な
罪を犯した民族だと教えられれば、誰だって目を背けたくなるものだし、忘
れたくなるだろう。しかし歴史研究と検証によってそうではないことが判明
してきている。

人は真実と真理に目を向けて生きる時にだけ、自分を肯定し誇りを持つこと
ができるのではないだろうか。真実を隠蔽すること、歪曲することはそれと
は真逆の作用を及ぼす。犯罪を犯したわけでもないごく普通の人なのに、自
分に自信を持てない日本人が多い原因はそこにある。
だから私達は真実に対して決してそうしてはならないのである。

人は時に失敗や誤りを犯すこともある。常に完璧な人などいない。それを認
め、受け入れることで精神的に成熟していくのではないだろうか。しかし常
に自分は正しいのが左翼である。間違っても理由をつけて言い逃れをし、他
人に責任をなすりつけるのだ。健全で正常な精神では全然ないが、その左翼
集団に政権を握らせてしまったのは日本の不幸であり、私達日本人の間違い
である。
福島原発事故に関しても、一体どれだけのことが隠され、歪曲されているの
だろうか。真実を明かしてもらいたいものだし、一日も早く公明正大な保守
政権に私達の国をお任せしたいものである。


参考文献:
カチンの森 ポーランド指導階級の抹殺 /ヴィクトル・ザスラフスキー
大東亜戦争への道 /中村 粲
通州事件について (「大東亜戦争への道」の抜粋)


(おわり)
 

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