ひとりお悩み解決法

悩みがあるとき、皆様はどうやって解決　あるいは解消されますか？

わたくしの周りの女性達に尋ねると、
「友達に話す」という回答が多いのには、理解できるような気がしました。

ちなみに、わたくしにももちろん悩むことや問題は
常にありますが、ほとんど人に話すことはありません。
相談するとすればカウンセラーの方にお願いするのですが
そこまで大きな問題を抱えることは、ほとんどありません。

もちろん以前は色々な方の助けを借り、お世話になって
やっと解決できていたのですが、今は自分でどうにかできるほど
問題が大きくないのと、自己解決力が上がったお陰なのだと思います。

わたくしのわずかな経験では、
悩みには二種類あるとおもいます。
何が問題なのかが自分ではっきりわかっているものと
よくわかっていないものです。

何が問題なのかが自分で分かっていれば
どう対処したらいいかがある程度はわかってくるので
解決も早いでしょう。

一方、何が問題なのかが自分でわからないものというのは
不安や恐れはあるものの、冷静に考えてみれば
何に悩んでいるのかわからない。
一例ですがこんな場合が当てはまります。

「お友達に悩みを話したらスッキリして、悩みなんてどうでもよくなっちゃったわ」
ということが女性にはありますが、それも後者のケースです。

そういう意味では、悩みを抱えるのは精神的にとても負担の大きいものですが
「気」の持ちようでは悩みを抱えずに済むこともあるのではないかと思います。

以前のわたくしはその、気持ちの方向転換ができなかったのですが
今はできるようになっています。
それは、「書く」ことの効果です。

用意するのはノートとペンだけです。

気持ちが塞いだりした時や行き詰まった時に、
気持ちをノートにぶつけるように書くのです。

文章でも、単語だけでも、イラストでも、書き方や形式は何でもよく、
感じたことままに書くのです。

わたくしの場合は、
「本当はこうしたい。こうできたらいいのに。
でも・・・・・・・」
というように、マイナス思考だとかそんなことを一切気にしません。

どんなに親しい友人に話したくてもできないこともあります。
でも自分と、ノートの間にはルールがなく、遠慮が全くいらないのです。

書きながら出てくる言葉は、自分の心を素直に投影しています。
遠慮なく気持ちを出すには書くことが最適なのではないかと
わたくしは思っているのですが、その理由はまさにこの点にあります。

そうすると自分で気づかなかったことがはっきりしてくるのです。
「実はこう思っていた」とか、「実は何に悩んでいるかよくわからない」
などを自覚するようになります。
思っていたほど問題が大きくないことに気づくかもしれません。

それと同時に気持ちも整理されてくるのですから、不思議です。
こうした気づきを得ると、日常的な大きくない問題は
たいてい解決の方向に向かい始めます。

悩みや問題を抱えているその時は、非常に苦しいものですが
一旦自分で解決すると、乗り越えることで力がつきます。
問題は自分の力を高める良いチャンスだとわかれば、
しめたものです。

お好みや、性格によって向き不向きがあるかもしれませんが
簡単にできる割に効果は侮れないというのがわたくしの実感です。
友人にも取り入れている方は意外に多くいました。

相談できるような方がいらっしゃらない場合はもちろん
大人として自己解決力を高めたいと思われる方には
ぜひ試してみることをおすすめ致します。

悩みとは無縁の、大事な時間を楽しく過ごしてまいりましょう。



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