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正しい目標のたて方 [一日一歩前へ!]

目標設定には、”具体的な数字”と”期限”が欠かせません。

一般的にこう言われます。
成功本にもよく書いてあります。

しかしわたくしには数字と期限があると
逆にやる気がなくなることがあります。

成功したいと思っていても、目標に掲げた収入が
モチベーションに全くならないのです。

やる気がなくなるなんて、その目標は本物ではないかもしれない、
と深く悩んだこともあります。

でも同じように感じている方が他にもいることを
最近分かるようになりました。

ならば、とりあえずは数字や期限にとらわれずに
力を出せる目標を立てれば良いのです。

私は多くの人の役に立つことを想像すると頑張れる、
と分かっているなら、
「多くの人」って具体的に何人なのかを考えずに
漠然としていてもいいのではないでしょうか?

目標をたてるのは、何のためでしょう?

より力を出して目標に向かうためのもので、
あなたの力を萎えさせるならば、その目標の立て方が間違っています。

形にとらわれずに、楽に自由に考えませんか。

そして時が来たなら、目標を見直して立て直しをすればいいのです。

 

さて、あなたの本当の目標は、何でしょうか??

 

◆日本、一歩前へ!ポッドキャストもお楽しみ下さい。
・第123回 リーダーは誰でも同じ?
・第124回 原発安全革命

 

 


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危ない二者択一思考 [一日一歩前へ!]

わたくしの友人で、かつて悩み多き女性がいました。
家族、仕事、人間関係、自分自身のことなど、あらゆることで問題を抱えて
いつもいつも辛そうにしていました。

彼女はどんなことで悩んでいるか、自分がどんなに辛いかを時々話してくれましたが、
話を聞いているうちに、ふと彼女のある癖に気付くことがありました。

彼女には、全てのことを「良いか悪いか」「正しいか間違っているか」で判断をする、
考え方の癖があったのです。

「仕事で上司に注意された。自分は一生懸命やったし落ち度はない。
 でもそれは私が悪いからなのだ。」

こんな調子で、発言や行動だけでなく、考え方や人格的なことに至るまで
あらゆるもの(こと)に白黒をつけていることを指摘されるまで、
彼女自身は全く気がついていませんでした。

このような考え方では、この世の全てのものが「良いこと(人)」「悪いこと(人)」
「正しいこと」「間違っていること」「好きな人」「嫌いな人」
になってしまいます。
けれども実際は、長所も見方を変えれば短所にもなりうるし、その逆もしかり。
この考え方そのものが、彼女を苦しめている原因でもありました。

その後、彼女は癖になっている二者択一思考を自覚して、
やめるようにもできたそうで、とても楽になったそうです。
めでたしめでたし。

この思考の問題点は、あらゆることを相反(対立)するものとして
捉えている点にあります。
けれども実際にはそうではないことや、白黒つけられないことの方が多いのは
誰もがわかっていることです。

しかし、二者択一思考になっていることには気付いていないことも多いのです。
原発問題に対する意見にはそれがはっきりと現れています。

脱原発か、あるいは原発推進か。
現実的には、脱原発は代替手段がないためにすぐにはできないことは自明です。
こう書くと、脱原発派の方は「西智美は原発推進派」と思われるのでしょう。

AでなければすなわちBだ、と結論付けるのが
二者択一思考の特徴です。

関西を中心に支持されている首相公選制にしても同様です。
日本のリーダーであるはずの首相は、国会議員が選ぶ歴代首相と
国民が望んでいるリーダーがかけ離れているのだから、
アメリカ大統領選挙のように国民の直接投票で選ぶべきだといいます。

この2つの事例に対して疑問を挙げてみたいと思います。

・福島の事故は、そもそも原発という危険なものが日本にあることが原因だ。
 ならばなくすべきだ。
 ⇒いずれはそうするべきでしょう。でも今溜っているプルトニウム核廃棄物は
  どう処理するの?代替となる発電手段はどうするの?

・国会議員の多数決で首相を選ぶ仕組みはダメだ。そのシステムをなくすべきだ。
 ⇒首相公選制にするとアメリカのように莫大な選挙費用がかかります。そして
  本当に実力がある政治家よりもパフォーマンスの上手い政治家が選ばれやすく
  「衆愚政治」になる大きな危険性があるのでは?
  なにしろ、民主党を選んだのも日本国民ですから。 

わたくしはこうした問題が浮き彫りになっても、今のままでいいとは思いません。
けれども二者択一の発想から出てくるのは非現実的な議論であり、
極端な選択肢しかなく、また論点のすりかえであると思われてなりません。

どちらを選んだとしても自ら首を締めることにしかならないのです。

それ以外の道はないものでしょうか。
マスコミに乗せられた狭視的な視野ではなく、広い視野と賢い判断を
わたくし達、国民が自ら持てるようになりたいものです。


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新たな大東亜戦争論 [一日一歩前へ!]

歴史を学ぶと分かるようになることに、
「歴史とは覆されることがある」というのがあります。

遺跡の発掘や文書の発見によって新たな真実が浮かびあがれば
その発見を中心にした物事が見えてくるようになります。
そのことで既成の概念がくつがえされ、歴史は変わることが往々にしてあります。

私にとって衝撃だった新たな「発見」がごく最近ありました。
それはまさに大東亜戦争に関するものです。

大東亜戦争を少しご存知の方は、尾崎秀実やゾルゲ、昭和研究会などの
共産主義者が巧みに政治と世論を動かして、日中開戦(1937年)させた
ということをご存知でしょう。

しかし日中戦争開戦当時の首相、近衛文麿もまた、
筋金入りの共産主義者であったことも、皆様はご存知でしょうか。
近衛は東京帝国大学をわざわざ退学してまで
京都帝大のマルキスト、河上肇教授に師事しています。
しかし今まで読んだ本には「近衛文麿=共産主義者」という視点で書かれたものは
保守の本でも一冊もなかったため、そのことを見落としていました。

近衛が共産主義者であった証拠となるのは
首相の座について真っ先に行なおうとしたことが
治安維持法で逮捕された共産主義者達を恩赦することだったことです。
二・二六事件の逮捕者も同様です。
元老・西園寺公望の猛反対で実現しませんでしたが。
これを100歩譲っても、彼が共産主義シンパであったことは間違いなく言えます。

信頼性に欠けるwikipediaでもこの記述があるのに、
なぜ、どこにも近衛が共産主義者で、尾崎秀実らと共に戦争を積極的に推進した
ということが隠されたようになってしまっているのでしょうか。

共産主義に一度染まると、完全に抜ける人はほとんどいないと言われます。
転向を表明しても偽装保守であったり、数十年後に元に戻るのだそうです。
鞍を乗り換えるように簡単には転向できるものではないのが
共産主義の猛毒性であり、恐ろしいところです。
わざわざ東京帝大を退学してまで、京都帝大で河上肇に学んだ近衛文磨が
数年であっさりと転向するものでしょうか?

一つ言えるのは、第一次近衛政権直後に首相になった平沼騏一郎や吉田茂
(近衛上奏文を代筆したと言われる)は、近衛が共産主義者だとは
気付いていなかったようです。
それ程隠すのが上手かったのでしょう。
近衛文麿自身は近衛上奏文で
「政府内部に入り込んだ共産主義者の謀略で開戦に至ったことに
 ずっと気付かなかった」と述べていますが、これも演技の天才近衛文麿が
自身の無実を主張する見事な演技だと推測できます。

この視点で1937~45年の戦争を眺めると、その意義は「自衛のため」ではなく
戦争をすることそのものが目的であり、最終的には日本を共産主義国に
することであったことになります。そのことだけでも受け入れ難いでしょう。
わたくしも今までの歴史観を一旦捨てなければならず数日は茫然自失状態でした。

中川八洋先生以外に保守の中でこの視点で論を張る方は誰もいないし、
そんなことはあり得ない、と一掃することは簡単ですが
検証する価値だけでも十分にあるように思います。


この話を、まさか、と思う方は、まずは
中川八洋先生の『近衛文麿の戦争責任』をお読みくださいませ。

<よもやま話>
その1.資本主義や社会階層を否定する共産主義に傾倒するのは、
 社会階級でいえばどちらかというと下層に属する人がほぼ100%です。
 その中で貴族中の貴族、五摂家の筆頭の家柄の近衛文麿や
 元老西園寺公望の孫である西園寺公一(戦後自ら中国に亡命)が
 共産主義者であるのは、世界でも稀に見る非常に珍しいケースです。

その2.近衛文麿の孫である細川護煕元首相は
 サラリーマン時代新聞記者をしていました。
 その新聞社とは・・・朝日新聞です。
 細川元首相の実弟が断絶した近衛家に養子に入り、近衛家を継いでいます。
 赤の系譜はまだ続く・・・ようです。

 

 


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増税と高福祉のリスク [一日一歩前へ!]

最近とても気になっているのが税金と福祉のことです。

復興財源の確保のため子供手当てが10月以降廃止になります。
元はと言えば民主党が選挙に勝つためだけに公約にした、
ばらまくだけで経済効果は全く無い手当てです。

こんな理由で廃止になることには複雑な思いがしますが、
廃止になったこと自体は良かったと思います。

福祉は充実しているに越したことはない、という風潮が主流ですが
はたして福祉はいいことづくめなのでしょうか?

福祉の意義ばかりが強調され、デメリットがあることさえ言う人もいませんが、
福祉を手厚くすることと引き換えにしなければならないものも
当然あるのです。

まず、私達が個人で自由に使えるお金です。
税金が高くなればなるほどそれが減ります。

第二に、努力する意欲です。
どんなに頑張って高い税金を払っても、還元されるものは
税金を少ししか納めていない人とあまり変わりません。
頑張る人にとっては努力が報われないのに
努力しなくてもそれなりに保護されるようになります。
高納税者や努力する者にとっては、非常にやる気を失います。

本来なら福祉は社会的弱者を保護するためにあるべきものです。
しかし福祉を充実し過ぎることで、働く能力はあるのに
わざと働かず生活保護を受ける経済的弱者を増やすことにつながります。

これは、生活保護目当てに中国人などが集団で日本に押し掛けるような問題で
既に現実のものになってしまっていますが。

それでも福祉自体は悪いものではなく、その対象が間違っているのだと
考えている人がほとんどです。
本当に福祉を受けるべき人に行き届かず、
必要ない人が受けているのが問題なのだと。
わたくしも以前はそう考えていました。

では、福祉を手厚くすればするほど国民全員に平等に行き渡るようになるのでしょうか?
また、そうすることで経済は豊かになるのでしょうか?

まず国民全員に福祉を平等に行き渡らせることは究極の理想ですが
おそらく不可能だと思います。
どの国にも成功した事例はありません。

なぜならその配分を決めるのは政治家や官僚という、
私達と同じように欲と私情をもった人間だからです。
権力を持った人間は持たない人間よりも貪欲で
自分の支持者や関係者には優先的に便宜を取りはからうものです。
ですから貰える者と貰えない者の差が大きくなり、
ますます不満をもつだけです。

そして福祉と経済との関係についてですが
税金が高い国ほど経済は落ち込みます。
それは国民に自由に使えるお金がないことに加えて、
政府や自治体が福祉サービスを独占しているために
その分野の民間企業が参入する余地がなくなるためです。
高福祉ということは、より多くの分野のサービスが
政府のもとに一括管理されることになるので、
経済が振るうどころか倒産企業が増えるものと思われます。

経済状態が良いということは市場により多くのお金が
滞りなく循環しているという状態です。
税金が高くなればその量も動きも鈍くなります。

最近は震災復興のための復興税の創設に賛成する人が半数という調査結果が出たり、
OECDが消費税20%までの引き上げを求めたり(産経ニュース 4月21日)
と増税に関するニュースが絶えません。
これらはマスコミが「増税もやむなし」と思うように国民を誘導しているような
感じを受けます。
それを利用して検討や議論もなく安易に増税されかねず
非常に危険感をもっています。

税金の使い道に福祉を考えるより、国防に税金を使うほうが
ずっと現実的で有意義だと思いますが。
自衛隊の予算を増やし、増員と戦闘機や戦艦に当てることには
わたくしは大賛成ですし、多くの国民の理解も得られるでしょう。

皆様は税金と福祉についてどうお考えでしょうか?

 


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この命、生かされている。 [一日一歩前へ!]

震災から1ヶ月半たちました。
当時の恐怖は少しずつ薄れていっています。

しかし大震災のお陰というべきか、今回痛感したことがあります。
日本で暮らすことは自然災害と向き合わなくてはならない宿命であること、
そしてそのことで命を落とすかもしれないということです。

日本は地震大国であり、台風大国です。
自然災害から無縁の場所などありません。

随分前から第二の関東大震災が起きる可能性は高いと言われています。
今回は東北でしたが、もしかしたら東京だったかもしれません。
その時はわたくしは無事ではなかったでしょう。

今、無事で生きられてとてもありがたい。
心からそう思います。

そう思う度に、わたくしの命は生かされているのだと、
以前にもまして強く感じるようになりました。

余震の絶えない関東に住むわたくしのことを気遣って
もうあんな地震は来ないよ、となぐさめて下さる方もいますが
どこに住んでいても、何をしていようと、
自分の意志に反して命が尽きてしまう可能性は十分にあるのだ
ということが頭から離れません。

わたくしはどういう訳か、生かされています。
被災して命を取り留めた方も、わたくしのように無縁だった方も
みな同じです。
それにはきっと、何かするべきことがあるのだろうと思います。
せっかく頂いた、一度きりのこの人生は
その「何かするべきこと」のために使いたい。

それが何かも考えないで生きていく人生は、
結構楽で、楽しいだろうと思います。
悩みも、今よりも少ないかもしれません。

でも、何のために生きているのだろうか。
あまりにも虚しい。
わたくしはそう感じます。

自分に与えられた「何か」のために時間を使おうとすると
”楽しく”生きようと思わなくなっていきます。
なぜなのでしょうか。

”楽しさ”が人生に不要だと言っているのではありません。

娯楽の楽しみ
達成する楽しみ
苦しみを乗り越える楽しみ
真剣に何かをする楽しみ

”楽しさ”のあり方・感じ方は本当に百人百色です。
日常生活に楽しみを求める方もいれば、
そうでなくてもあまり気にしない方もいます。

しかし、自分の人生を真剣に考えれば考えるほど
娯楽には興味が薄れていきます。
それよりも自分がなすべき「何か」が優先され、
もっとそれに時間を使おうと思うからです。

真面目すぎて、堅苦しい生き方でしょうか?
でも、最終的にはやはり自分自身の生き方ですから、
感じるままに、正直に、価値あるものを求めていく方がいいのです。

あなたの人生を送れるのは、あなただけ。

与えられた時間を大切に使い、
あなたにとって価値あるものを求めていきましょう。


生かされたあなたの命のために。

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真実は虚偽に勝る 後編 [一日一歩前へ!]

カチン事件の3年前の1937年にシナで日本人虐殺事件があったのをご存知だろ
うか。通州事件である。中国の通州の日本人居留民230人余りが、冀東防共自
治政府保安隊によって惨殺された。ここでは書けないほど非常に陰惨を極め
た殺され方だった。しかしこの事件は日本の教科書に取り上げられず、日本
史年表にもほとんど載っていない。

教科書では関東軍の暴走で日中戦争が起きたとなっている。しかし、当時の
関東軍をはじめ帝国陸軍は戦争に消極的だったというのが判明している。
日中の戦争を起こしたかった勢力は他にいたのだ。それは、ソ連共産党が組
織したコミンテルン、毛沢東率いる中国共産党、そしてソ連と通じた日本の
共産主義者達である(ちなみに、日中開戦当時の首相・近衛文麿も筋金入り
の共産主義者)。
通州事件を起こした冀東防共自治政府保安隊には中国共産党の工作員が入り
込んでいた事がわかっている。これらを総合すると日中戦争を誘導し、引き
起こした責任は共産主義者にあるのだ。南京事件など架空の事件を作り出し
たのも共産主義者である。
敗戦後GHQは戦争に協力した者達を一斉に公職から追放したが、その後釜に
座った者の多くに共産主義者がいた。戦前に逮捕されていた共産主義者でも
戦後保釈されて、大企業のトップや大学教授になったり公職についたりして
いる。結果的にマスコミが共産主義者で占められてしまったのは周知の通り
だが、知り合いの学者先生によると大学や学会も左翼学者ばかりだそうであ
る。教科書や入試問題をつくるのは彼らだから、共産主義に都合の悪い内容
になるわけがない。様々な検証を経て、存在しないと立証された南京事件が
未だに教科書にのる理由はこれである。

歴史の解釈は数々あっても、真実は一つしかない。それが失われる事はその
部分が記憶喪失になるようなものである。もし自分の記憶が失われたら、自
分は何者なのか、空白の期間は何をしていたのか、そしてなぜ今こうしてい
るのかと問い続け、自分そのものに疑問を持ちながらも答えが出ないまま生
きるのではないかと思う。とすると、歴史を改竄することは民族全体の記憶
を奪い、民族全体に自己不信を作り出すことになるのではないだろうか。
私達日本人にとっての空白の期間は大東亜(太平洋)戦争中にあたる。自分
が大陸諸国を侵略し苦痛を与え、罪もない何万人もの市民に対して人道的な
罪を犯した民族だと教えられれば、誰だって目を背けたくなるものだし、忘
れたくなるだろう。しかし歴史研究と検証によってそうではないことが判明
してきている。

人は真実と真理に目を向けて生きる時にだけ、自分を肯定し誇りを持つこと
ができるのではないだろうか。真実を隠蔽すること、歪曲することはそれと
は真逆の作用を及ぼす。犯罪を犯したわけでもないごく普通の人なのに、自
分に自信を持てない日本人が多い原因はそこにある。
だから私達は真実に対して決してそうしてはならないのである。

人は時に失敗や誤りを犯すこともある。常に完璧な人などいない。それを認
め、受け入れることで精神的に成熟していくのではないだろうか。しかし常
に自分は正しいのが左翼である。間違っても理由をつけて言い逃れをし、他
人に責任をなすりつけるのだ。健全で正常な精神では全然ないが、その左翼
集団に政権を握らせてしまったのは日本の不幸であり、私達日本人の間違い
である。
福島原発事故に関しても、一体どれだけのことが隠され、歪曲されているの
だろうか。真実を明かしてもらいたいものだし、一日も早く公明正大な保守
政権に私達の国をお任せしたいものである。


参考文献:
カチンの森 ポーランド指導階級の抹殺 /ヴィクトル・ザスラフスキー
大東亜戦争への道 /中村 粲
通州事件について (「大東亜戦争への道」の抜粋)


(おわり)
 

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真実は虚偽に勝る 前編 [一日一歩前へ!]

ちょうど1年前の4月10日、ほんの小さなニュースが目に留まった。
ポーランド大統領カチンスキ氏夫妻が乗った飛行機がロシアで墜落、搭乗者
全員死亡との報だった。大統領は「カチンの森事件」の追悼式典に出席する
ために向かっていたのである。

ポーランドといえばアウシュヴィッツ、しかしどこにあるかも知らない人が
ほとんどという位日本人には馴染みの薄い国である。だが、ショパンやノー
ベル化学賞と物理学賞を受賞したキュリー夫人の祖国でもあり、非常に文化
・教育水準の高い国である。
しかしポーランドは東西をロシアとドイツに挟まれていることから両国から
何度も侵略を受け、大変辛い時代を長く送ってきた。「カチンの森事件」は
その中で最も悲惨な事件である。

1939年9月 ドイツとソ連は突然不可侵条約を結び、ポーランドに侵入し
ポーランド全土を占領、分割したことから第二次世界大戦は始まった。ソ連が獲
得した東部ポーランドで、わずか20ヶ月で44万人以上が銃殺・追放・投獄の
憂き目にあい、約25万人が捕虜となった。カチンの森事件はその最中に起き
た、ナチスのユダヤ人大虐殺に次ぐ大量虐殺である。スターリンの命令によ
ってソ連収容所に拘禁されたポーランド人捕虜のうち約25000人が姿を消し、
指導階級層の約4000名がスモレンスク(現ロシア)近郊のカチンの森で秘密警
察によって銃殺刑で処分されたのだ。1940年4〜5月のことである。残りの約
2万人も同様に処刑されてしまったと見られる。

カチンの森事件はそれだけでは終わらなかった。独ソ戦が始まり、1943年に
ドイツ軍がスモレンスクを占領した際にこの大量のポーランド人捕虜の銃殺
死体を発見した。世界中にこの虐殺事件が報道され調査が開始されると、捕
虜の身元がソ連に収容されたポーランド人と判明した。捕虜の両手を縛る縄
の結び方などからソ連の犯行を示す証拠があったが、スターリンは断固とし
て認めないどころか罪をナチスドイツになすり付けた。ドイツは敗戦国であ
る上にユダヤ人大量虐殺を犯していたこと、またソ連の同盟国である英国・
米国も隠蔽に加担したことからも、この事件の首謀は長らくナチスとされて
きた。ソ連が証拠となる機密文書を公開し、スターリンの命令で行なわれた
と認めたのは1990年のことである。
2010年4月、プーチン首相がソ連の責任を認めたことでようやく和解をみた。
カチンスキ大統領が墜落事故で死んだのはその直後のことだった。

しかしロシアの隠蔽はまだ続く。1年後の今年4月10日に時事通信が次の報道を流した。
『(ポーランド大統領墜落事故から1年後の)4月9日にコモロフスキ現大統
領のアンナ夫人が遺族一行を連れ事故現場を訪れた。しかし、一行が目にし
たのは、いつの間にかロシア側によって交換された碑文だった。 
旧碑文には、スモレンスク郊外で第2次大戦中、ポーランド将校が旧ソ連秘
密警察に大量虐殺された「カチンの森事件」について明記されていた。しか
し、交換後の碑文からは抹消されていた』

自分に都合の悪い真実の隠蔽・歪曲・抹殺は、世界共通の左翼の常套手段で
ある。その徹底ぶりを示す見本としてはじつにお見事、の一言に尽きる。
彼らは真実を曲げる事に対して何の後ろめたさも感じないのだろうか。
おそらく違うだろう。後世に誇れるものがないからそうせざるを得ないので
ある。そうして過去を切り捨てていかざるを得ないために、歴史の積み重ね
というものが存在しないのである。
もし本当に何の感情もなく行なっているのなら、それは精神異常である。
 

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民主党政権の今後の行動を予測すると・・・ [一日一歩前へ!]

菅首相がこれから何をしでかそうとしているのか。
これを予測するには、まず
民主党は左翼政党である、と明確に位置づけることが必要です。

中核にいるのは元社会党出身の政治家達であること、
尖閣事件が起きてもシナ船船長を不問に付すような
シナべったりの外交姿勢、
支援団体が日教組や民団であることからも明らかです。

この前提が曖昧では民主党の本質を見誤ります。

左翼というのは世界どの国も共通しているのは
一党独裁と統制経済を目指すことです。
それによりわたくしたち国民には自由がなくなります。

それに民族感情を付け足したのがヒトラーの民族社会主義です。
民族主義が表にあると右翼のように見え、左翼とは正反対のように思ってしまいますが
ヒトラーと共産主義は実は同類なのです。
近衛上奏文の言葉を借りれば「所謂右翼は国体の衣を着けたる共産主義なり」です。

この観点で民主党政権を見ると、
震災直後から何度も打診をしている「大連立」は
一党独裁への第一歩、と見る事ができます。
無能・菅首相の単なる責任回避と見る向きが大方ですが、
大政翼賛会の再来となり、民主主義の命である議会政治の崩壊を招きます。

左翼国家の典型であるシナは建国65年以上共産党の独裁で
議会は存在するものの一度も選挙を行なった事がありません。
これが菅首相の言う「政治主導」です。
官僚主導をやめること、だけでなく
本当の意味は「国会の形骸化」なのです。

今回の大震災で被災した地域の復興や、経済の立て直しには
わたくし達が一丸となって協力することはとても大事です。
しかし、このような非常時が共産主義化に利用されやすい状況
でもあるのです。
大震災という非常事態に対応する、という名目には誰も反対できませんから
共産主義化が簡単に進んでしまう可能性が高いです。

6日に民主党が提出することを明らかにした「東日本大震災に関する決議」では
「国力のすべてを投じて、被災者の生活の回復と被災地の復興を実現する」と宣言
しているそうですが・・・
「国力のすべてを投じて」という文言がまるで
第二の国家総動員法だよ、と宣言しているようにしか思えず、ゾッとしました。

4日に自民党を離党した野中広務氏はこう言ったそうです。
「大連立より挙国一致体制を」
もっともらしいお言葉ですが、これぞ立派な左翼思想です。

これから予測されるのは消費税増税だけではなく、
復興のためとかなんとかで新たな税金が設定されるということもあり得ます。

そしてこんな非常事態では不要だと見なされる、
例えば伝統文化などが真っ先に消えてしまうかもしれません。
お能など伝統文化の多くは国の支援で成り立っているので、
事業仕分によって既に存続が危うくなっているのですが
本当に消滅する日がますます近くなります。

そして最も注意するべき相手は、シナです。
大震災の対応に追われている間にシナの動きが不穏です。
菅の行動を見ていると、国を守れる優秀な人材を原発対応に使って
防衛力を落とす事に努めているようにも見えなくもありません。
そうすることで尖閣、沖縄を狙うシナの手引きをしているようにも見えます。

「まさか、そんなことをするはずがない」と思われるかもしれません。
わたくしもこれが起こらない事を心から願っています。
でも、そのまさかを平気でできるのが左翼なのです。
浅間山荘事件や大学紛争など、左翼が起こす事件は常に暴力がつきまといます。
常識ある人から見れば想像を絶する、同じ人間とは思えない発想と行為では
なかったでしょうか。
それは、左翼思想は幸福な人間を妬み、憎む心から生まれたものだからです。

どんなにもっともらしい理屈でも、どんなに良い言葉で飾り立ててあっても
左翼を見誤ってはいけません。
日本から永久追放しなければわたくし達の幸せはないのです。
一日も早く民主党政権に退陣して頂きましょう。


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中国産野菜ほど危ない。 [一日一歩前へ!]

チベット以外の全域で検出 中国、微量の放射性物質

中国環境保護省は1日、チベット自治区を除く全ての省、自治区、直轄市で同日、
大気中から福島第1原発事故で放出されたとみられる極めて微量の放射性物質が
検出されたことを明らかにした。中国中央テレビなどが2日伝えた。

環境保護省は人体への影響はなく、いかなる防御措置も必要はないと説明している。
 (産経ニュース掲載/2011.4.2 12:03)


シナのほぼ全土で放射性物質が検出されたというのはおそらく真実だろう。
しかし、それが福島原発放出のものと、なぜ特定できるのだろうか。

シナの西には砂漠が広がっている。
タクラマカン砂漠という、日本人の憧れのシルクロードが走っているところに、
シナの核実験場がある。
1996年までに実験場となっていた場所での実験回数は、46回にものぼる。
それ以降も同じ砂漠内で場所を変えて、核実験を継続している。

問題はシナ政府は核実験の予告を全くしないため
その地に住む人々や観光客らが避難する間もなく、
知らぬうちに被曝していることである。
96年までの実験場はシルクロードの有名な遺跡、桜蘭付近であった。
NHKの番組「シルクロード」を見て現地を訪れた日本人は相当数にのぼるので
日本人観光客でも被爆してしまった方も何人もいるはずである。

また、気象衛星から東アジアの雲の動きを見てみると、
気流は常に西から東へ流れていることがはっきりとわかる。
日本から大陸へと放射性物質が届いたのが本当だとすれば
世界をまるまる一周したとしか考えられない。

参考:日本気象協会HP 東アジアでの気象衛星観測

※タクラマカン砂漠はこの映像の左端中央の横長く黄色く見える部分


聞いた話によると、本当に放射性物質は世界をまるまる一周するものらしい。
なので福島原発の放射性物質が本当に含まれているかもしれないが、
それは人体に影響を及ぼさない程の、ごくごくごくごく微量であり、
それよりもタクラマカン砂漠の核実験場で発生する放射性物質の方が
ずっと多いはずである。

シナや韓国政府が日本産の野菜の放射性物質の量を必死に調べているのは
理解できるとしても、
これから急増するシナ産野菜にこそ農薬や放射性物質の検査を
綿密に行なうべきではないだろうか。

まあ、シナに媚びる外資系政権には到底無理な話かもしれない。
なにしろシナから緊急輸入した285トンものキャベツを検疫を通さずに
輸入したのだから。

シナでは「毒菜」と言われるほど農薬使用量が日本の比ではないシナ産野菜。
そちらの方が日本産よりよほど危ない。
自分の身は自分で守りましょう!

 


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日本は大丈夫だと思う理由 [一日一歩前へ!]

先程、渡部昇一先生のニュースレターを読ませて頂いた。
『円高は日本への信頼と底力の表れだ』というタイトルだが、
それだけで内容は大体想像がつくと思う。

渡部先生はあくまで英米文学のご専門で経済評論家ではない。
進行する円高現象をご自身の視点で考察しておられるが、
それにしても、とても素人とは思えないレベルである。

最後のほうの一節はこのようなものである。

「日本の大災害は大変なことではあるが、日本人なら復興することは
確実である。世界がどんなに揺れ動いても、日本は安全だ。
日本に対するこの信頼感がドル売り、
円買いとなっているのではないか。
円高は世界の日本への信頼感の表れ、と見るべきである。」

毎日大震災のニュースを見、計画停電と物が少ない首都圏で生活していると
絶望的な気持ちになる。計画停電は夏まで続くというので尚更である。
希望を持てる要素が見えなくなってしまうのも無理はないと思う。

しかしこの円高現象によって、外国が日本の復興を疑いもなく信じていることを
日本人が見せられたような形になった。
このニュースレターを読んだ知人達の感想は
「元気が出た」「日本人みんなに読んでほしい」。
まったく同感である。

良くないニュースがほとんどを占める中、色々なところに目を向ければ、
いいニュースが必ずある。
現実には多少の不便があるが、だからこそ見るもの、聞くものを選ぶことが
大事なのである。

希望を持つにしても、誰か権威のある人や外国がそう見ているという
理由から安心するのではなく、
揺らがない信念というか、自分が心底信じるのが最も強いように思う。

沢山の情報の中には風評もあるし、政府には政府なりの、東電には東電なりの
言い分に都合のいい情報が発信される。
例えば米国大使のような人物の発言も、その国の国益に利するもので
あるのが前提である。
情報にはほとんどこうしたバックグラウンドがあることを
理解した上で見極める姿勢があれば、変な情報に踊らされることはない。

わたくしも震災直後は不安が強かったけれども、
4、5日後くらいから日本は大丈夫だと思うようになった。
その理由は簡単で、日本は原爆が2発も落とされても、
主要都市が一面の焼け野原になろうとも短期間で見事に復興した国だからである。
特に広島と長崎は、原爆投下後30年は草一本生えないと言われていたことを
知っていたからである。
そして大震災直後から日本全国が一体となって、命がけで救援活動を行い、
被災地を支援する動きが始まったことでその思いをますます強くした。
これが日本の、日本人の底力なのだ。

もちろんもう地震が起きないということではないので、備えは怠らずに
着々と進めるべきだけれども、心のどこかに希望を抱いて生きるのと、
不安と恐怖におびえながらその日を過ごすのでは活力が全く違う。

私の見るところでは、東京は物資が全くないわけではない。
神奈川や埼玉まで少し足を伸ばせば十分にあるという情報もある。
ただ非常に暗く悲観的なムードだけが充満しており、明るく振る舞うのも
許されない雰囲気があるのだ。
1300万人が一斉にマイナスモードになってしまっては
復興も遅れるのではないか。

街の活気も物資も少しずつ戻ってきたところで、
まだ平常な生活を送れる、損害の少なかった人は
そろそろ気持ちを切り替えてはどうだろうか。
元気にいきいきと暮らすことを、できる人から始めよう。

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